皮膚科 | 調布市の動物病院なら｜腫瘍科で評判の西調布犬猫クリニック

こんな症状に
心当たりはありませんか？ symptoms

膿皮症
膿皮症は、皮膚の細菌感染症であり、かゆみ、脱毛、皮膚の赤み、湿疹を引き起こします。甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症（クッシング症候群）などのホルモン異常、アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患などにより、皮膚バリア機能に異常を来たし、結果として皮膚に常在しているブドウ球菌が、皮膚表面の毛穴へ感染することが発症原因です。表在性膿皮症の４０％が耐性菌が原因とされており、注意して治療を行うことが重要です。
アトピー性皮膚炎
犬のアトピー性皮膚炎は、アレルギーの原因物質アレルゲンによって引き起こされる慢性的な皮膚疾患です。一般的には、痒みや赤み、皮膚の乾燥などの症状が見られます。原因となるアレルゲンは、花粉、ダニ、カビ、食品などさまざまです。検査によってアレルゲンを特定できることがあります。治療はアレルゲンの特定と除去、薬物療法、シャンプー療法やスキンケア、食事療法があります。

犬のアトピー性皮膚炎は慢性的な病気であるため、治療には時間がかかることが多いです。獣医師と相談しながら、適切な管理方法を見つけることが重要です。

基本に忠実に Basically
一口に皮膚病と言っても、原因は多岐に渡ります。当院では基本に忠実にスクリーニング検査を行い、鑑別診断リストを作成し、そこからさらに絞り込んで精度の高い検査・診断を行っています。
ノミダニ予防の啓蒙に注力 flea and tick prevention
温暖な季節に外へ出ると、どうしてもノミやダニが付着しがちです。ワンちゃん・ネコちゃんがかゆみで悩まされないために、そしてダニを介して人にも感染する病気（SFTS）を防ぐためにも、当クリニックではノミダニ予防などの啓蒙に積極的に取り組んでおります。疥癬症、ツメダニ症、ニキビダニ症、ノミアレルギー、マダニによる感染症などは普段からしっかり予防しておくことで避けられる病気です。
それぞれの個性や
生活背景に配慮 consider individuality
皮膚病の中には生涯にわたって管理が必要なものもあります。そのため、ワンちゃん・ネコちゃんそれぞれ性格・生活環境などを考慮した上で、ご家族にとってもなるべくご負担の少ない治療を考えていきます。

受付・問診
皮膚疾患の診療を行う上で重要なのは、飼い主様への問診です。飼い主様から見たワンちゃん・ネコちゃんの様子をはじめ、年齢や生活環境、食事の内容などを丁寧に確認いたします。
身体検査
視診、触診、ノミ・ダニの寄生の有無、ウッド灯によるカビ感染の有無、毛の状態チェック、皮膚を掻爬・針生検し顕微鏡でチェックなど基本的な検査を行います。
検査・処置
上記の基本的な検査を行ったのち、さらに必要であればカビ、細菌の培養検査、薬剤感受性試験、皮膚の組織生検、アレルギー検査、ホルモン検査、血液検査などを行うことがあります。
今後の治療計画のご説明
検査を行った結果から、ワンちゃん・ネコちゃんとそのご家族にとって最も良い選択肢をご提示いたします。皮膚治療はシャンプー、外用薬、内用薬、食餌、併発疾患の治療など総合的な治療が必要になります。
会計・次回予約
診療後はお会計をお願いいたします。その後、次回の診療をご予約ください。