わんちゃんねこちゃんの避妊去勢手術について
健康なのに手術なんて…😔本当に必要なの?
手術するなら生後何ヶ月が適正なの?など様々な疑問やご不安があることかと思います。
そんな思いを少しでも解消できるよう簡単に説明させていただきます。
「手術のタイミング」
一般的には、避妊・去勢手術は動物が生後6か月頃、最初の発情期が来る前に行われることが多いです。しかしわんちゃん、ねこちゃんの健康状態や種類によって異なります。獣医師と相談し、最適なタイミングを決定しましょう!
「避妊手術」
避妊手術は、雌犬や雌猫の卵巣や子宮を摘出する手術です。これにより、妊娠を防ぐだけでなく、いくつかの健康問題のリスクも低減します。
メリット:
•不必要な妊娠を防げる。
•子宮や卵巣の疾患(例: 子宮蓄膿症や卵巣腫瘍)を予防できる。
•発情期による鳴き声や行動の問題が減少する。
「去勢手術」
去勢手術は、雄犬や雄猫の精巣を摘出する手術です。これにより、繁殖能力をなくすとともに、性ホルモンの影響を受ける行動を抑制できます。
メリット:
•不必要な繁殖を防げる。
•性的興奮やマーキング(尿スプレー)の行動が減少する。
•前立腺や精巣の疾患のリスクを低減できる。
•一部の攻撃的な行動が減少する場合がある。
避妊・去勢手術のデメリット:
•麻酔や感染症など、手術自体にリスクが伴う。また高齢の場合は、若齢の場合よりも注意が必要。
•ホルモンの変化による体重増加や性格の変化が現れる場合がある。
•性格の変化を感じる場合がある。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!
避妊・去勢手術は、適切に行われることで多くの健康問題を予防できます。
その反面で、手術後の体調や生活習慣の管理が必要です。特に体重管理が重要です。過食や運動不足にならないように気をつける必要があります。
手術を行うことでのメリット、デメリットを踏まえて、獣医師と相談し、大切なご家族との時間をより良いものにしていきましょう!
西調布犬猫クリニックのスタッフ一同、全力でサポートさせていただきます🐶🐱