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院長ブログ BLOG

犬猫の飲水量を増やす方法

調布市、三鷹市、府中市近隣にお住まいの飼い主様へー

こんにちは!西調布犬猫クリニック看護師兼トリマーの半田です🐶😺

犬や猫が適切な量の水を飲むことは、健康を保つ上で非常に重要です。
しかし、ペットが適切な量の水を飲めているのかと心配されている飼い主様も多いのではないでしょうか?
今回は、飲水量を増やす具体的な方法やそのメリット、そして水分不足がもたらすリスクについて詳しく解説します。

犬や猫が水を飲む理由と適切な飲水量は、体内の水分バランスを維持し、体温調節や老廃物の排出を助けるためです。飲水量が適切であることは腎臓の健康や尿路の清潔を保つ上でも欠かせません。

🍀犬や猫の適切な飲水量
運動量や生活環境、年齢や病気などにより様々ですので一概に数値化は難しいです。
そこで、飲水量を計測する事を推奨致します。
目盛りの付いた器を使用したり、1日分の水をペットボトルなど決められた量の容器から器に移し、残った水量を計測するなどしてみましょう。飲水量を普段からカレンダーや手帳に書いておくと、異常に増えた時や、減った時にわかりやすくなります。

🍀犬猫が水を飲まない原因
ペットが十分な水を飲まない原因には、環境や飲水器具、病気などが影響しています。

・環境による要因
水が新鮮でない場合や、置き場所が不適切であると、犬や猫が飲水を嫌がることがあります。夏場や暖房が効いた室内では水がぬるくなりやすいです。

・飲水器具の問題
一部の犬や猫は飲水器の形状や材質を好まないことがあります。プラスチック製の器や深すぎる器は嫌がられる場合が多いです。

・病気による影響
腎臓病や糖尿病、口腔内の疾患があると飲水量が変化する場合があります。こうした場合は、まず獣医師に相談するとこが必要です。

🍀犬猫の飲水量を増やす方法
・水を新鮮に保つ
水を頻繁に交換し、新鮮な状態を保つことが最も基本的な方法です。1日に2-3回の交換が理想的です。

・器の選び方を工夫する
飲水器は、ステンレス製やセラミック製、陶器製などペットが好む素材を選ぶと効果的です。
また、浅めで広い器を使用することで、特に猫はひげが触れずに飲みやすくなります。

・流れる水を提供する
流水式の飲水器を設置することで、興味を引き、水を飲む量が増えることがあります。特に猫は流れる水を好む傾向があります。

・ウェットフードを取り入れる
ドライフードを与えている場合は、一部をウェットフードに切り替えることで、食事からの水分摂取量を増やすことができます。

・出汁を使った水分補給
無塩の鶏ガラやカツオなどの出汁を水に混ぜることで、飲水量が増えることがあります。ただし、塩分を含む調味料は避けてください。

🍀水分不足が引き起こすリスク
・尿路疾患の発生リスクが高まります。
飲水量が不足すると、尿が濃縮されて結石や感染症のリスクが増します。特に猫は尿路疾患にかかりやすい傾向があります。

・腎臓病の進行
水分不足は身体に負担をかけ、慢性腎臓病のリスクを高める可能性があります。腎臓病は犬猫の高齢期に多く見られる病気の一つです。

・便秘のリスク
十分な水分を摂らないと便秘になる可能性があります。特に猫は水分不足による便秘が顕著です。

🍀飼い主様が取るべき行動
飲水量の観察を日常的に行い、異常を感じた場合は早めに動物病院を受診しましょう。
飲水量が極端に増えた場合や、急激に減少した場合は、病気が隠れている可能性があります。

ペットの健康を守るためには適切な飲水量を確保することが重要です。
こちらでご紹介した方法を試していただき、ペットの健康維持にお役立てください。

西調布犬猫クリニックでは、飲水量に関するご相談や健康診断を随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

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