このような症状に
心当たりはありませんか? symptoms
身体にしこりができた
おしっこが出にくい
痛そうな様子がある
歩き方がおかしい
関節が腫れている
あまり遊びたがらない
feature 当院の外科治療の特徴
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経験豊富な獣医師による診療 experienced doctor
数々の外科手術を経験してきた獣医師が、これまで培ってきた経験をもとに現状を把握した上で必要な治療、手術をご提示いたします。
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麻酔・鎮痛について anesthesia/analgesia
手術の際の痛みに対する管理に関しては徹底して行なっております。多種多様な鎮痛薬それぞれの長所を活かし、痛みが軽度の去勢手術から重度の開胸手術や骨折整復手術までそれぞれにあった疼痛管理を行なっております。さらに手術後の栄養管理にも力を入れております。術後なるべく早期から食餌をとることで回復が早まります。
口から食べられない場合には食道チューブや胃瘻チューブ、経腸チューブなどを設置し、腸からの栄養摂取を促します。手術侵襲を最小限にし、疼痛管理・栄養管理を徹底することで手術後の回復が格段に違ってきます。 -
充実した手術設備 surgical equipment
サンダービート
サンダービート(THUNDERBEAT)は電気メスと超音波メスの機能が組み合わさった、外科手術用エネルギーデバイスです。組織の切開、剥離止血、などをこの1本のみで行えることから、よりスピーディーに手術が進められます。
タイタンロック
タイタンロックは骨折を固定するロッキングプレートシステムの一種です。生体に優しく上部なチタン製で、1.0kg未満の超小型の動物の骨折治療にも使えます。
IMEX SKリニア
創外固定器創外固定法は骨折に対する治療法の一つで、プレート法より強度は低いですが、体の治そうとする力を邪魔しない治療法で骨折部位が太く丈夫に癒合します。
内視鏡
胃内の異物を取り出したり、消化管の組織生検に使用します。間違って何かを食べてしまった場合にはお腹を切開せずに取り出せることもありますのでご相談ください。慢性的な嘔吐、下痢が続く場合にもご相談ください。
手術用ルーペ
手術用ルーペ(拡大鏡)は、手術時に術野を拡大するために用いられます。ワンちゃん・ネコちゃんの手術は人間よりも細かい操作が必要であり、成功率の高い手術を行うためには手術用ルーペの使用が不可欠です。
SUBシステム
SUB(Subcutaneous Ureteral Bypass)システムとは、尿管閉塞の治療として、尿管とは別に腎臓―膀胱バイパスを設置するシステムです。
繰り返す尿管結石により閉塞解除が困難な際に用います。
case 症例紹介
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼(俗にパテラと呼ばれます)は膝のお皿が(膝蓋骨)が脱臼する、特にワンちゃんに多い病気です。脱臼すると膝周りの靭帯が正常に機能しなくなります。症状としては、歩き方がおかしい、片足を地面にうまくつけない、後ろ足を伸ばすしぐさを頻繁にする、動く時に骨がなる音がするなどが挙げられます。
会陰ヘルニア
会陰ヘルニアとは、お尻の横にある会陰を形成する筋肉の隙間から、お腹の内蔵や脂肪が飛び出てしまう病気です。未去勢の中高齢のオスのワンちゃんが発症しやすい傾向にあります。脂肪が飛び出ることからはじまり、重症化すると直腸や膀胱などが飛び出して、排便、排尿が困難になります。
当院では特に会陰ヘルニアの治療に注力しております。他院からの紹介症例、他院で手術したが再発してしまった症例などの手術を多数行っております。会陰ヘルニアでお困りの際はぜひご相談ください。
手術実績
整形外科
各種骨折整復術、膝蓋骨脱臼整復術、大腿骨頭切除術、前十字靭帯整復術、股関節脱臼整復術 など
一般外科
耳道切開術、全耳道切除(外側鼓室胞骨切術)、会陰ヘルニア整復術、鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア、臍ヘルニア、軟口蓋過長、肛門嚢切除、皮膚再建手術、鼻孔拡大術 など
腹腔外科
脾臓摘出術、胆嚢十二指腸吻合術、胆嚢切除、消化管吻合術、結腸亜全摘出、結腸固定術、胃の手術、胃捻転整復固定術、幽門形成術、食道列孔ヘルニア など
胸腔外科
肺葉切除術、心膜切除、横隔膜ヘルニア、膿胸 など
泌尿器・生殖器外科
去勢手術、避妊手術、子宮蓄膿症、会陰尿道瘻、腹壁尿道造瘻術、腎臓摘出術、腎結石、尿管結石、尿管ステント設置、SUBシステム、膀胱結石、尿道結石、前立腺膿瘍 など
眼科外科
瞬膜フラップ、眼瞼縫合、チェリーアイ整復、義眼 など
当クリニックの 外科診療の流れ flow
受付・問診
受付後、まずは問診を行います。飼い主様の気が付いたワンちゃん・ネコちゃんの異変や、年齢、生活環境、食事の内容などをお話しください。
身体検査
獣医師が視診や触診、聴診などの一般身体検査で全身状態を確認します。
検査・処置
外科手術を行う場合、全身麻酔が必要になることがほとんどです。麻酔が可能かどうか、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、心電図検査などを行い全身状態を評価します。
今後の治療計画のご説明
ワンちゃん・ネコちゃんの病気の状態、さらに全身状態を把握した上で、どのような治療が必要かをご説明いたします。手術が必要な場合には入院期間、費用、手術方法、リスクなどをご説明しご納得していただいた上で手術に進みます。
会計・次回予約
診療後はお会計をお願いいたします。その後、次回の診療をご予約ください。